ロイヤルホストに時間きっかりにやって来ましたセバスチャン。
んで色々話しました。日本に来たのは数年前でスペインと日本のハーフであとロシアの血も入ってるそうです。大学を休学してモデルとかスタイリストのアシスタントをしてるんだと。何にせよまだ21才。色々興味があって芝居も関心があると言う。
たくさん話しました。主にスペイン語で。
嘘です。
残念ながらスペイン語は全く喋れません。
日本語で話しました。
んで出てもらうことにしました。
シナリオも書き変えよう。タイトルも「いさおの恋」から「セバスチャン」に変えよう。
だって、全然いさおっぽくないし。
元高校球児じゃなくて 元バンドマンのお兄ちゃんの話にしよう。
てことでシナリオを書き変えて行きました。
はて相手役の女の子は誰にしよう?(続く)
最初のシナリオは元高校球児の話でした。推薦で大学の野球部に行ったけどケガで野球部も退部して大学も辞めてしまったお兄ちゃんの話。
でも、そんな元高校球児に見えるキャスト見つかるかな?それに、あんまりああいう体育会の乗りは知らないし。
ってことで思い出したのがセバスチャン。
セバスチャンは春先に渋谷のライブハウスで歌ってるのを見たのでした。
あのお兄ちゃん出てくれないかな?
で連絡しました。セバスチャンの歌ってたバンドは役者の鳥羽潤のバンド。
鳥羽潤さんは、その主演映画「RED HARP BLUES」で仕事で一緒になってから花見やら忘年会なんどで顔を合わせていました。
ある年のお正月。実家から東京に帰る新幹線の指定席でたまたま隣同士に座りました。
あっちは大阪からこっちは名古屋から。
凄い偶然もあるもんです。
以来ライブの連絡が来るようになって、行ったライブで歌ってたのがセバスチャン。
間を取り持ってもらって会いましたよセバスチャン。
渋谷の道玄坂のロイヤルホストでした。それが6月の初めのことでした(続く)
もともとこの映画はappledoreというバンドをやってるいさむくんがINDEPENDENCE DAYという
イベントがあるからそれに向けて映画撮りましょう!と誘われて、じゃぁやろう!と撮った映画です。
INDEPENDENCE DAYを企画した吉祥寺プラネットKの店長さんはバカバカンスのDVD発売イベントでもお世話になりました。
で撮った映画はバカバカンスを上映してくれた吉祥寺バウスシアターでまた上映してもらおう!
でバウスシアターにお話を持って行きました。
って、ことで進められた映画がセバスチャン。
でも最初のタイトルは「いさおの恋」
シナリオの第一稿が出来たのは5月頃。吉祥寺の中華料理店の出前持ちのお兄ちゃんの話にしよう。そのお兄ちゃんのちょっとした恋のお話にしよう、ってことでシナリオ書きました。
イメージはおこがましくもトリュフォーの「二十歳の恋」みたいなの。軽みがあるちょっとしたお話がいいなぁ。と。
と思ってたのですが。
書いてみたら、そうはならなかった。
向いてないみたいです。
でも、そんなのもいつか撮ってみたいです(続く)
どうも監督の宮田です。
この映画は去年2009年の夏に東京の吉祥寺で撮影しました。
INDEPENDENCE DAYという9月に行われた吉祥寺ライブハウス合同イベントと併せて企画されてシナリオ書いて映画を撮ったのです。 Continue reading
最近のコメント